復習参加とは?

復習参加とは、自分の所持している資格と同等以下のコースに参加して練習をすることです。前後に、ボランティアスタッフとしてお手伝いもお願いしています。参加費用は無料、複数回参加も自由です。タスクという言葉の方がなじみのある方もいらっしゃるかもしれません。

例)現在有効期限内のBLSヘルスケアプロバイダーの資格を持っている
 →BLSヘルスケアプロバイダーコースに復習参加として参加できる。

参加そのものは全く任意です。自分自身の復習を行いたい人、スキルを維持したい方、インストラクターを希望する人、将来トレーニングサイト設立を希望する人などが復習参加としてコースに参加しています。特にインストラクターコースに参加される方は、是非復習参加を行うことをお薦めしています。

【インストラクターを目指している人のために】

インストラクターを目指している人は、プロバイダーレベルの能力の更なる向上が求められます。そのために復習参加をするのは良い考えです。以下、インストラクター資格取得を視野に入れている高田のための、当会お薦めの復習参加参加パターンです。

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【回数の目安】

・インストラクターコース受講決断前に 0-5回

このくらい復習参加を行っていると、安心してインストラクター講習に進めます。

【コア受講前の復習参加の目的】

 プロバイダーコースの理解を完全にして下さい。さらに手技をインストラクタークオリティにまで高めます。筆記試験には余裕で100点が取れるようになっていただきます。手技が既にインストラクター並みで、筆記試験も余裕で100点が取れる方は、この復習参加は必要ありません。

・インストラクターコース受講前後に 0−5回

 インストラクターコース受講前後におこなう復習参加は、それまでの復習参加とは全く性質が異なります。ここでの復習参加はインストラクターの目を持つことが目的です。ここからはインストラクター側の目で講習を見ることになりわけです。立ち位置、言葉使い、声をかけるタイミング、声をかけてはいけないタイミング、使った方が良いセリフ、使ってはいけないセリフ、勉強しなければいけないことはいっぱいあります。

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特に他のトレーニングセンター(ITC)でしかコースを受けたことがない方は、あまりに雰囲気が違うので、戸惑うかも知れません。復習参加の経験無しで教育実習(モニター)に入ると、その戸惑いの分、長引いてしまうでしょう。

【各種注意事項】

 ・費用
 タスクに参加するのに費用は掛かりません。また、当会から交通費などが支給されることもありません。ただし、インストラクターコース(教育実習)からは別途規定により交通費が支払われるようになります。

 ・集合解散
 当日は、コース開始の1時間前に集合して下さい。解散はコース終了時間の1時間後が目安です。

 ・仕事の内容
 コースの準備、受付、資器材の管理などコースの運営の補助作業を行っていただきます。コース中は時間が許す限り知識の復習、手技の充実などに使うことが出来ます。インストラクションの様子などからは、多くのものが学べるはずです。ただし、受講生からの質問には答えずインストラクターに声をかけてください。